専門分野に特化した歯科医院
当院は根管治療と歯髄保存療法など、歯科保存治療に特化した歯科医院です。
専門外の難易度の高い治療に関してはその専門の提携医院への紹介となることもあります。
あらかじめご了承ください。
New Patient Guide
当院は根管治療と歯髄保存療法など、歯科保存治療に特化した歯科医院です。
専門外の難易度の高い治療に関してはその専門の提携医院への紹介となることもあります。
あらかじめご了承ください。
当院で提供している精密根管治療や歯髄保存療法は、保険適用外です。
初診での不可逆的な治療は行っておりません。これは、正確な診断と十分な説明を重視するためです。
即日での痛み除去を希望される方には当院は適していませんのでご注意ください。また、初診の方は
予約時間の5分前までには必ずお越しいただくようお願いします。
予約時間は遵守していただくようお願いします。予約時間に遅れると、あらゆる意味で適切な対応が取れなくなることがあります。この点を理解し、予めご協力いただけますようお願いいたします。また、キャンセルや遅延に関する詳細はキャンセルポリシーをご覧ください。
初診時には、患者さんの悩みの歯に関する問診、診査、検査を行い、歯の状態や治療方法について説明します。歯の神経の状態や根の病気の広がり、以前の治療で歯がどの程度弱くなっているか、歯の寿命などを検討し、患者さんの希望に合った最適な治療法を相談します。
初診日は治療を行わず、診察やカウンセリングの後、患者さんの同意を得てから治療の予約を取ります。
根管治療における歯科用コーンビームCTの利用は、治療計画の策定において重要な役割を果たします。この技術により、X線写真だけでは見落とされがちな病変や炎症の兆候を発見することができます。
また、歯の内部構造や根管の形状、本数、カーブの激しさを詳細に把握することも可能です。被曝量は約0.1mSvで、ニューヨークから東京への片道フライトで浴びる放射線量と同程度に抑えられており、安全性を確保しつつ質の高い診断が行えます。
はじめに既に歯に入っている修復物や充填剤の除去から始まります。
特に再根管治療の場合は、実際に「フタを開けて中を見てみるまで分からない」ことが多々あります。残す歯にこれ以上ダメージを与えぬよう、最低限の負担で人工物を除去していきます。そこからは感染源の除去~根管形成~根管消毒を行います。炎症が消退していく様子がみられたら、再び中で菌が増殖しないよう、緊密な根管充填を施します。そしてファイバーコアの築造により歯を補強し、その後の修復治療(クラウンの装着など)に備えます。
この一連のプロセスを通じて、歯の機能と寿命を維持することを目指します。
治療後の経過観察と治癒判定の期間は、早ければ1ヶ月程度ですが病変が大きい場合は3〜6ヶ月が目安です。
さらに難治性であると予測されるケースでは、これよりも長い期間が必要になることもあります。このステップでは治癒を慎重に評価し、必要に応じて治療計画を調整します。
良い根管治療ができても、まだまだ気は抜けません。その上で高精度な修復治療ができなければ、「画竜点睛を欠く」状態となり、残念な結果となってしまいかねません。
根管治療修後の修復治療の重要性は様々な論文から明白です。ここで歯にぴったりフィットし、極限まで段差の無い、必要に応じて見た目にも美しいかぶせものを確実に装着するまでが「根管治療」です。
そして良い修復治療ができただけでも、根本的な解決にはなりません。定期的メンテナンスと予防習慣を身につけることができなければ、根本的な解決にはなりません。
根管治療になるような大きな虫歯がある方は、現時点で虫歯のリスクが高い方が多いため、今後のその歯の再発予防や他の歯の発症予防には、定期的メンテナンスと予防習慣(プラークコントロール、糖の摂取について、フッ化物応用など)の継続が必要となります。
当院では、治療後の経過観察、再発予防まで行ってこそ「最良の根管治療」に近づけると考えているため、【予防歯科】にも力を入れています。