インプラント
インプラントは、歯を失ったあとの治療法のひとつです。チタン製の人工歯根を骨に埋め込むことで、1本の歯として機能させます。
ブリッジや入れ歯といった他の治療法との違いは、お隣の歯を削ったり負担をかけずにすむということです。
Implant
インプラントは、歯を失ったあとの治療法のひとつです。チタン製の人工歯根を骨に埋め込むことで、1本の歯として機能させます。
ブリッジや入れ歯といった他の治療法との違いは、お隣の歯を削ったり負担をかけずにすむということです。
インプラントはまわりの歯に負担をかけないことで、残った歯を守るために研究開発されたものです。
それがいつの間にかお金儲けの道具になり、安易な抜歯に走ってしまう治療になってしまっています。
いったいどれほど多くの「救える歯」が抜かれてしまっているのでしょう。インプラントの本来の目的は
歯を守ることなのに、インプラントをすること自体が目的となると、このようなことになってしまいます。
歯を守ってくれるインプラントもあれば、歯を失くしてしまうインプラントもあるということです。
インプラントは人工歯根として骨に埋め込み、長期に渡って使用する「体の一部」となるものです。
となれば、一番信頼できるものを使用するのは当然です。世界中で500万もの症例数を誇り、長期予後や
トラブルまで、膨大なデータ蓄積があるストローマン社は、現在私が最も信用しているブランドです。
インプラント以外の診断や治療計画がおざなりになってしまうようでは、本末転倒です。インプラントが
必要な部分を持つ方は、他に悪いところや、リスクのある部位を抱えているケースが多くみられます。
インプラントのことだけでなく全体の、今だけでなく5年後10年後の見通しまでお話します。
step1
診断・シミュレーション・カウンセリング
CTや模型診断により、インプラント治療が手術からかぶせものまで、
安全に間違いなくできるかをシミュレーションします。患者さんには
メリット・デメリットを含めたインプラントの説明をし、疑問や心配事
などに対してお話をします。
step2
インプラント埋入手術
事前に制作しておいた「ステント」という、インプラントを正確な位置と
角度で埋入するための道具を用いて手術をします。ゆとりを持って安全な
治療を受けていただくために、「絶対に時間が余るように」長めに予約を
取ります。終わったあとはゆっくり休憩いただけます。
step3
カスタムアバットメント・仮歯の装着
必ず「カスタムアバットメント」を用います。治療後のお手入れが
しやすくなり、トラブルが起きにくくするための「ひと手間加えた工夫」
です。仮歯で噛み心地などに問題がないか確認していただきます。
step4
最終クラウンの装着
仮歯が問題なければ、最終のかぶせものを装着します。インプラント
には天然歯と違い、「歯根膜」というクッション機構がないため、より
繊細な噛みあわせの調節が必要になります。また、装着後のセメントの
取り残しはインプラント周囲炎にとって大きなリスクのため、徹底的に
除去・確認します。
step5
メインテナンス
これで治療自体は終了しましたが、これから長い間、そのインプラントを
使っていかなければなりません。問題が起きていないかチェックし、長く
快適に使用できるようにお手入れし続けることが重要です。